スカイドンinウルトラマン

 なぜか、カテゴリが航空宇宙関連です。(^^)
ウルトラマンに出てくる怪獣にスカイドンというのがあります。
 とにかく重い怪獣で、ウルトラマンが宇宙に運ぼうとしても運べなかったといういわくつきのものです。科学特捜隊がスカイドンの尻の穴(隊長がそう言っていた)から水素を注入してガス気球のように空に飛ばそうという作戦を行いました。
 作戦はうまくいき、スカイドンはどこかのアニメよろしく丸々と膨れて上昇していきます。
 ところが、これでうまくいったと科学特捜隊のメンバーが祝杯を挙げているころ、航空自衛隊の基地から飛び立ったF-86F(?と思われる)戦闘機が、事情を知らずに誤ってそのスカイドンを攻撃し、彼はまた地上へと落ちてしまいます。
 で、この航空自衛隊のシーンですが、実際の基地の模様が映っていました。エプロンと滑走路あたりの映像で、年代を感じさせるF-86Fがたくさんエプロンに並んでいました。そこをよく見ると、F-86Fブルーインパルス塗装機が1機だけ映っているではありませんか。ほんの数秒のシーンでしたが、見ていて、「おっ」と思いました。
 たまたま映っただけなんだろうけど、思わぬところで思わぬ映像が見られて、とてもラッキーでした。
 ちなみに、このエピソードでは、ハヤタ隊員がベータカプセル※とスプーンを間違えるというあの有名なシーンもあります。
 ※ハヤタ隊員がウルトラマンに変身するときに使うスティック状のカプセル(正式名称を知ったのはついこのあいだです。)