Mydoom@MM

 米SCO GroupのWebサイトは2月1日、コンピュータウイルスのMyDoomによって引き起こされた大型のサービス妨害(DoS)攻撃によってダウンした。この攻撃は2月12日まで続くとみられる。(Yahoo!ニュース、ITmediaニュースより)

 またウィルスかという感じです。(正確にはワームですが・・・)今回はたまたま私の元にもワームが添付されたメールが届いたのでちょっと興味深げです。もちろん、私のPCはアンチウィルスソフトによって防御されていますので大丈夫でしたが。送り主が怪しかったのですぐわかりますよ。こんなメールを見て添付ファイルを実行してしまうなんて・・・
 狙われたのは、SCOです。ここは、Linuxで使われている技術に対して権利侵害を訴えている企業ですので、その線で狙われたのでしょう。2月1日から攻撃が始まって、SCOのサイトはダウンしてしまったようです。
 このワームによる攻撃がわかっていても防げないのがDDoS攻撃の怖いところです。世界中に散らばってしまったワームがいっせいに攻撃するので対処のしようがないのです。
 この手のワームはある程度の知識のある人ならば簡単に作れてしまうのも、ワームの発生に拍車をかけています。
 今後も、同様のワームが発生するでしょうね。著名なサイトは攻撃の対象になるはずです。
 とりあえず、個人ユーザーはアンチウィルスソフトを導入して頻繁に定義ファイルを更新するくらいしか対処の方法はありませんね。それから、添付ファイルは開かないというのは鉄則ですね。