太陽系10番目の惑星?

 米航空宇宙局(NASA)などによると、カリフォルニア工科大学の研究チームが、太陽から最も遠い冥王(めいおう)星よりも外側を周回する天体を新たに発見した。「10番目の惑星」とも言える天体で、NASAが米東部時間15日午後1時(日本時間16日午前3時)に発表する。Yahoo!ニュースより

 というわけで、またまた宇宙関連のニュースです。今度は太陽系10番目の惑星の話です。太陽系10番目の惑星は、「他の惑星の軌道のずれから計算すると存在することが確実だ」と言われてきましたが、ついに発見ということでしょうか。
 そもそも、9番目の惑星とされる冥王星も「惑星と呼ぶにはちょっと・・・」という意見があるくらいです。(その大きさが小さいのと、冥王星だけ公転軌道が違うことなどからそういわれていました。オールトの雲からやってきた彗星の一種とかね。)※オールトの雲は太陽系の外周に存在し太陽系軌道を公転する1兆個を超える小惑星(彗星)群のことです。※冥王星以外の惑星はほぼ真円の公転軌道ですが、冥王星のみはかなり極端な長円軌道です。

 その後「惑星」の定義について調べてみました。公転軌道を占有している天体のことを惑星と言うそうです。それ以上に細かい定義はないらしいです。しかし、その点でも、冥王星には公転軌道上に別の小惑星があるので、「惑星」とは言えないのでは?という議論があるそうです。

 そういえば、確か冥王星には駆逐艦「ゆきかぜ」が・・・
 ま、それはいいでしょう。
 で、10番目の惑星ですが、イヌイットの伝説に出てくる女神の名で「セドナ」と暫定的に名づけられたそうです。日本語訳にするとどうなるのでしょうかね。
 この天体が「太陽系10番目の惑星」として認められたら・・・結構楽しみです。

太陽系10番目の惑星?」への3件のフィードバック

  1. 太陽系に新しい惑星が加わる!?

    太陽系は、水金地火木土天海冥、つまり太陽のまわりを水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の9つの惑星がぐるぐる巡っているんだって、小学校でも…

  2. 太陽系第10惑星発見!

    太陽系10番目の惑星を確認 NASAが発表へ (CNN)→本国サイト 超ビッグニュースですね。3年前に発見された天体が、惑星であることが確認された、ということで…

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