TCPの脆弱性、米英政府機関がアドバイザリー発行

 インターネットの中核技術であるTCP(Transmission Control Protocol)に脆弱性が見つかったとして、英国政府のNational Infrastructure Security Coordination Centre(NISCC)が4月20日、アドバイザリーを公開した。米国のUS-CERTも同日アラートを出している。
Yahoo!ニュースより

 今回の欠陥は特定の製品やOSに固有のものではなくて、TCP自体の欠陥です。
 従って、TCPを使っている全ての製品が対象になります。
 この脆弱性によってもっとも危機にさらされるのはルーターなどのネットワーク中継を行う機器です。この脆弱性を利用した攻撃を仕掛けられると、ルーターなどのサービスが停止してしまい、ネットワーク全体に深刻な影響を及ぼすと言われています。
 逆に個人のPCなどはあまり影響を受けないとも言われています。
 いずれにせよ、早急な対策をお願いしたいものです。