ダイムラー、三菱自工への金融支援打ち切りへ

 【ロンドン福本容子】独自動車大手ダイムラークライスラーは22日、臨時の取締役会と監査役会を開き、経営再建中の三菱自動車の増資を引き受けず、今後の金融支援を全面的に打ち切る方針を決めた。同社は現在、三菱自の株式37%を保有する筆頭株主だが、23日午前、電話会議方式で会見したゲンツ財務担当取締役は、保有株について「売却するとは決めておらず、引き取り先を探してはいない」と語った。三菱自は、ダイムラーと三菱グループなどによる7500億円規模の資金支援を柱にした再建策を見直す必要に迫られ、重大な経営局面に立たされた。
Yahoo!ニュースより

 三菱自工にとっては全く厳しいニュースが舞い込んだものです。まさに青天の霹靂でしょう。
 北米での無理な売り込みにより多額の焦げ付きが発生してしまったことが原因でしょうか。また、トラックやバスの欠陥に対する対応のまずさでしょうか。
 今後は三菱グループを中心とした再生を行うことになるのでしょうか。それとも、私的整理ガイドラインに沿った債権放棄などを行うのでしょうか。
 いずれにしろ、今後とも三菱自工からは目が離せません。

2004年4月24日 | カテゴリー : ニュース | 投稿者 : assak