このワームは、Microsoft Windows の Local Security Authority Subsystem Service (LSASS) の脆弱性MS04-011 を悪用して感染を広げるワームです。
JPCERT/CCなどがゴールデンウィーク明けくらいから注意を促しておりましたが、被害は拡大しているようです。
このワームによって、Microsoft が2004年04月14日に公開した修正プログラムを適用していない
Microsoft Windows 2000
Microsoft Windows XP
が被害を受ける可能性があります。(亜種には上記の他にWindows95/98/MEでも動作するものがあります。)
うーん、前回も書きましたが、OSのパッチを頻繁にあてる、アンチウィルスソフトに対しては最新のウィルス定義ファイルに更新するといった手だてを講じれば防ぐことができるはずなのに、どうしてこう感染する人が多いのでしょうか。