リレーションシップ・バンキング

 近頃はやっています。
 中小企業診断協会の各支部と地方の金融機関(地銀・信用金庫など)と提携してリレーションシップ・バンキングを進めている事例が、今月号の診断協会会報に載っていました。
 金融機関の思惑としては、融資先の債務者区分を改善して引当金の減額を望みたいということがあります。また、診断協会の各支部に経営コンサルタントを求めることは、診断協会側のシーズと金融機関側のニーズが合致した結果となります。
 というわけで、今後、中小企業診断士が金融機関を通して企業の再建に参画するという機会が増えることになるでしょう。となると、なんと言っても、「財務の知識」が必要になります。私のように、診断士試験のレベル程度の知識では役に立たないかもしれませんね。
 でも、聞いてみると、意外と財務系は皆さん苦手なようで。こうなると、やはり銀行員が強いということになるのかな。私も負けてはいられません。財務系は機会を見つけて勉強しないとね。