実務能力更新研修の2日目が終わりました。今日は各班ごとの発表です。私たちの地区は班の数が9ありましたので、1~5班がAグループ、6~9がBグループとして発表を行いました。そして、各グループごとに最優秀の班を決めて、その両者が全体で発表するという、予選・決勝形式(勝手に名付けましたが)で発表が行われました。
今回の実務能力更新研修の題目は、「製造業の販売革新戦略」でした。そのために、何を誰にいくらでどのように売るのか(4P)が鍵となります。そして、そのために工場の設備を増強するとか、そのための原資をどうやって調達するかとかが、助言の鍵となりました。
それにしても、各班とも同じ資料を基に検討を行ったにもかかわらず、こうも助言内容が違う者かと感心させられます。資金の調達に関しては、一方では工場の一部売却によって行うという案があったり、自己資金で調達するという案があったりです。また、ある班は多角化から選択と集中に移行するためにある製品分野からの撤退を提案していました。
感想としては、結構おもしろかったです。費用が¥15,000-かかりますが、それくらい払ってもいいかなと思いました。参加者にはお年を召した方も散見されました。彼らには結構きつかったのではと思います。まさか、「自然淘汰」させるためにこの研修がある訳じゃないんでしょうけど。