傘はしばらく使っていると雨粒をはじかなくなり、傘の表面がびっしょりと濡れるようになってしまいます。で、こうなるとなかなか乾きません。この状態になった傘の表面を買いたての状態に戻す方法が、以前TV番組で紹介されていました。
それは、傘を開いて、その布部分の内側にドライヤーの熱風をあてるというものです。実際に熱風をあてると傘の布の表面部分の色(光沢)が変わっていくのが分かります。こつは、結構ドライヤーを近づけてあてることです。こうして光沢の変わった部分は、布表面の繊維の突起が立ち上がった状態になっています。(買いたての傘の状態に戻ると言うことだそうです。)この突起部分が、雨粒をはじいて布の繊維に水が浸透しないようになるのだそうです。※この技が使えるのはナイロン製の傘のみです。この技は半永久的に使えるそうです。
で、そのTV番組が放送されたときに試しにやってみたら、見事に水をはじくようになりました。感動して、家にある傘を手当たり次第やってみたものです。それから何年か経ち、再び傘の撥水性が衰えてきたようなので、寝る前に何年かぶりに再びやりました。
でも、この傘自体、20年ものなんだよね。限界かも知れない。でも、差せる限り使い続けるつもりです。