中小企業診断協会50周年記念行事

 県支部主催の診断協会の50周年記念行事に行ってきました。思ったより人が多かったです。これならわざわざ電話勧誘をしなくてもいいのにね。行く途中は小雨がぱらっと降りましたが、傘が必要なほどではありませんでした。帰りは雨が降っていませんでした。
 記念行事の内容としては、基調講演の後、「新連携」の中での中小企業診断士の役割についてパネルディスカッションが行われました。
 基調講演では、某経営塾を主催されているかたが、ご自分の経験を踏まえた、企業経営に関するお話しをされていました。話がMBAなどグローバルなところから、ローカルな話まで飛ぶので、付いていくのが大変でした。(・・・実は付いていけずにxxxしていたのですが・・・。)
 パネルディスカッションでは、5人のパネラーがそれぞれの立場から中小企業の現状、今後生き残っていくために必要なもの、そして中小企業診断士の役割に関する討議を行いました。ある結論に達したわけではないのですが、中小企業診断士も今後は単独で仕事をするのではなく、中小企業診断士同士の連携が必要になってくる。という方向の話になりました。
 私は以前からそう思っていました。つまり、中小企業診断士と企業との関係は医者と患者の関係に似ているということです。町医者が個人でやっている中小企業診断士で、総合病院がコンサルティングファーム或いは中小企業診断協会という感じになるのでしょうか。健康に気を付けている人は、かかりつけの医者を持っています。企業も常に健全な運営を行うためにかかりつけの中小企業診断士を抱えていてもいいのでは?ホームドクターのような感じですね。そして、経営革新など大きなプロジェクトを行う際は、コンサルティングファームや中小企業診断協会がプロジェクトチームを作ってそれに対応するという感じですか。
 昔は健康診断なんてありませんでした。今、ビジネスパーソンならば必ず年に一回は健康診断を受けることになっています。これによって大病を早期発見できたりするかも知れません。(ガンの検診とかも別個にやっていますよね。)これと同じで、企業も定期的に健康診断を受けては?公認会計士が行う会計監査だけではなくて、今後の企業活動に関する診断を受けて早め早めに手を打てば生き残っていく確率は高くなるのでは・・・。
 でも、健康診断というのは結構いやですよね。痛くない腹を探られる気がします(^_^;)。受診しておくのがいいことなのは分かっているのですがね。