SONYがQRIOの開発を中止!?

 ソニーは1月26日、2足歩行型ロボット「QRIO」の新規開発を中止することを明らかにした。QRIOで培った人工知能の研究開発は継続し、「コンシューマーエレクトロニクス分野で有効活用する」としている。

 QRIOはソニーが開発した2足歩行型ヒューマノイドロボット。ソニーの企業キャラクターとしてテレビCMなどにも登場していた。ソニーは本業のコンシューマーエレクトロニクス事業を強化する事業再編を進めており、ロボット関連事業は縮小する方針を明らかにしていた。

 既に「AIBO」の新規開発も中止しており、生産も本年度いっぱいで終了する。ユーザーサポートは継続するとしている。

(Yahoo!ニュースより)

 以前にも書きましたが、いよいよSONYがエンターテイメント・ロボット事業から撤退することを明確に打ち出しました。あのAIBOを初めて世に放ったSONYがそのロボット事業からよもや撤退するとは。本当に残念でなりません。

 思えば、初代AIBOが発売された日、私が帰宅後インターネットで予約しようとしたときにはすでに売り切れ・・・。この失敗はいまだに痛恨の極みですが。二代目は抽選による販売。その抽選にも漏れ・・・。そして、次の機会、注文者全員に行き渡るようになってやっと手に入れたものでした。懐かしいなぁと思いつつ。

 技術のSONYと言われ、またAIBOのようなユニークなプロダクツを世に送り出してきたのですが、最近のSONYは全く元気がありません。テレビ事業で大赤字を扱いて、その余波であらゆる事業の引き締めが厳しくなってしまったのでしょうか。(そのテレビ事業はリアプロと液晶の健闘で多少持ち直しているようですが。)

 本業に火が付いているとは言え、遊び心をなくしてしまったSONYがまたユニークな製品を世に送り出してくれることはあるのでしょうか。

 いつか以前のようなSONYに戻ってくれることを祈りつつ・・・。