築城F-15が墜落!!

空自F15戦闘機が山口県沖で墜落 パイロットは救出

9月11日17時1分配信 産経新聞

 航空自衛隊によると、11日午後4時20分ごろ、西部航空方面隊第8航空団(福岡県築上郡)第304飛行隊所属のF15戦闘機が訓練飛行中になんらかのエンジントラブルが発生、山口県見島沖南西約30キロの日本海に墜落した。パイロット1人は緊急脱出し、出動した救難隊によって同日午後5時前、無事救出されたという。

 空自では、同日中に事故調査委員会を設け、事故原因の調査にあたる予定。

 林芳正防衛大臣は同日午後5時から、防衛省内で「9・11テロ」に関連した防衛省の行事で国会議員4人で作るバンドで演奏を予定していたが、F15墜落の一方を受け、一時は演奏を見合わすことも検討した。しかし、同5時前に、墜落現場上空に到着した救難機から、「海上でパイロットが手を振っている」との無事の情報を受け、演奏会場に向かった。

 ということで、パイロットが助かったのは不幸中の幸いだが、今週末の芦屋基地航空祭への影響、再来月の築城基地航空祭への影響、そして、築城基地の航空無大事故記録途絶は残念でならない。とりあえず、航空祭で飛行展示が見られないのは、単なるマニアのぼやきですませられる。しかし、航空無大事故記録は、関係者が一丸となって築き上げてきた大きな記録だから、それが途絶してしまったのは関係者にとっては非常に残念だろう。

 そして、9.11にこのような事故が起こるのは非常に残念だ。

 もちろん、事故を0にすることは出来ないだろうし、事故に備えた訓練も行っているだろうし、さらに現場では安全には何よりも気を配っているのだろうけれど。その結実として、パイロットが無事に助かったと言うことなのだろうけど。

 途絶してしまった航空無大事故記録は、これからまた一つずつ積み上げていくしかないということだね。関係者がこの事故を教訓にさらなる飛行の安全実現に取り組んでいくことを祈念せざるにはいられない。

2008年9月11日 | カテゴリー : 飛行機 | 投稿者 : assak