未来世紀ジパング(2012/05/21放送分)

「日本式」を武器にアジアに進出している企業を紹介している・・・でもこれって同じキー局でやっている「アジアの風」と同じ流れじゃん~~。
オープニングは「てっぺん」。国内でも未だ出店の余地がある中、積極的に韓国に出店している。てっぺんの朝礼は、開店前にスタッフが大声で夢などを語るというもの。大声を出すことで高いモチベーションに持って行くもの。これが韓国のアツい国民性にぴったりはまっていると言うものであった。
次は、「ワッツ」である。100円ショップの売り上げはダイソーなどに大きく水を空けられて業界4位ということであった。ワッツは「meets」などのショップを展開しているが、国内店は居抜きなどを使った省出店コスト経営だ。だが、タイでは60バーツ(150円)という現地の雑貨店よりも高い値段で商品を提供している。現地の店舗は、什器などにも力を入れており、安さよりも品質重視で、中流層以上を狙っているようだった。
最後は、土佐電子というプリント基板の製作を行っている会社である。1~2個から受注している、典型的な下請企業。それがベトナムに進出している。ベトナムでは給与が年々上昇していて、労働者は少しでも給与が高いところへと転職を繰り返している状況らしい。ところが、土佐電子では、社長が従業員の家族ぐるみのつきあいをしていることにより、家族がファンになってくれており、転職者がきわめて少ない。このようなやりかたを、昔の日本的な経営ということで紹介していた。
ということで、今回は日本式を武器にアジアへ展開という話だったが、2店目の「ワッツ」は日本式じゃないんじゃない??日本とは違うやり方しているし~~。
ところで、今中国では稲盛氏が人気だそうだ。中国の企業は大きな発展をしてきたが、ここにきて、大きくなった会社をまとめていくための社是、社訓などと言った精神的な支えを欲しているそうだ。そこで稲盛氏と言うことらしい。ま、そういうところも日本式がもてはやされているということかな。