未来世紀ジパング(2012/06/11放送分)

南太平洋の楽園、フィジーで格安合宿英会話レッスンを受けるという話。
カナダに留学するのに比べると値段が約半分で済むということで、最近人気が急上昇しているのが、フィジーということらしい。
フィジーと言うことで、リゾート気分でやっているのかというと、そうではなかった。学校の敷地内では日本語禁止(看板には、EOP:English Only Policyと書いてあった)で、日本語を3回言うとレッド・カードで退学処分になると言うから大変だ。学生は学校の近隣の一般家庭にホームステイしながら学校に通っているが、昼も夜も英語漬けで、これならばいやでも英語を覚えていくだろうなと思った。
フィジーが英語教育に適している理由として、
・フレンドリーで見知らぬ人にでも話しかけるお国柄
・親日ということ
・夜など遊びに出かける娯楽が少ない
ということが挙げられていたが、3番目に関しては?と思った。リゾート地じゃなかったのかな?
で、学生が約1ヶ月で抜群に英語力が上達するドキュメンタリーが中心だったが、さもあらんということで・・・。
で、未来予測としては「10年後英会話教室は不要になる」ということだった。これは今後の日本を支えて行くであろう若手のビジネスパーソンがグローバル時代に対応できて行くであろうという期待を込めてそう予測した・・・ということだが、本当に不要になるかな。現状は今と変わらないか悪くなっているような気がする。だって、10年後の中堅世代はゆとり世代のど真ん中だもんね。前職で採用面接とかしていたときも、就活者の質の低下にビックリしたから。
ところで、日本人は英語が苦手というのではなく、失敗を恥ずかしがるシャイな国民性が英語によるコミュニケーションを阻害しているというのは一理あるかも。ということで、番組の最後は、そういった人たちへのアドバイスを行っていた。
・「どう話すか」ではなく何を伝えるか
・「カタカナ英語」でもOK
流ちょうでなくても、ジャパニーズイングリッシュでもいいからとにかくコミュニケーションをしてみることが重要だとあった。

ところで、来週のテーマは、今突然石油大国となったカナダのお話。つまり、例の「オイルサンド/オイルシェール」の話だ。こっちの方が非常に楽しみではある。