ガイアの夜明け(2012/10/16放送分)

【美味しい健康食が売れる!~「外食」・「宅配弁当」の革命~】
健康食と言えば美味しくないというイメージだが、美味しい健康食を作ることでビジネスになるという話。
前半は、中華レストランのオーナー自ら糖尿病と診断されたことを契機に「抵当質中華料理」を作ったというエピソードの紹介。レストランで提供し食べることができるのと同時に、大手の病院の売店にて販売する弁当形式のものも提供することで、新たな販路の拡大を目指していた。病院の売店は、患者や医師、看護師などが顧客であり、特に患者には健康食の需要があるということ。
後半は、ファンデリーという弁当の宅配会社の紹介。ここは、生活習慣病に合わせて200種類以上のメニューを開発してお弁当にして提供していた。宅配弁当で健康食、かつ本格素材にこだわっているのに1食500円程度の価格で提供されていた(ファンデリーは弁当というよりも、総菜セットという感じ。番組で紹介されていた顧客は、自宅で玄米ご飯を炊いて、そのおかずとしていた。ということで、主食の分は除外するのだが、それにしても安いな~)。電話で注文を受けるのだが、電話のオペレータはすべて栄養士の資格を持っているというから徹底している。抵当質だけではなく、糖尿病患者向けの低タンパク弁当などもあり、顧客を拡大している様子だった。こちらは病院にカタログを置いてもらい、そこの患者が個別に注文するというものだった。

ということで、外食=高カロリー(高脂質、高糖質)というイメージなのだが、それを払拭するような食事が提供されれば、健康に関心のあるビジネスパーソンの注目を引くこと請け合いだ!。でも、本当に脂質や糖質を抑えているのかは、見た目では分からない。第三者が評価するような仕組みが必要では?あるいは、素材や調理方法をオープンにすれば良いのだろうけれど、それだと企業秘密がダダ漏れになってしまう。難しいところだね。顧客と店との信頼関係が重要か?