オイコノミア(2012/10/24放送分)

「旅のお供に経済学!?」(前編) ということで、旅にまつわる経済学の話。ゲストは大竹文雄教授。内容は又吉さんが街頭で旅行に関してお金に纏わる疑問を聞いて回るというもの。そして、その疑問点に大竹教授が答えていくという形で番組が展開。
1.子供料金、大人料金
 ・子供料金が安かったら家族で旅行しようとするインセンティブが働く。
 ・価格差別により利用者を増やす。映画館や行楽施設も同様
  ・・・価格差別は先週の話とダブっているぞ!
2.飛行機の料金が安くなる(LCC)
 ・コストカット(チェックインカウンターの電光掲示板や、アナウンスの設備費の削減、ボーディングブリッジ未使用、駐機時間の短縮、CAによる機内清掃、新造機を導入することによりメンテナンス経費の削減)
 ・シートのピッチを狭くして乗客数を増加
で、LCCに関して「ベルトラン競争」の話が出てきた。これは、「価格競争がおこると価格は最終的に限界費用まで下がる」というもの。
最後に、電車の料金における競争の話として紹介されたのが、京都駅から神戸駅までの料金。JRで京都駅から神戸駅までの切符を買うと1,050円かかるが、大阪まで(540円)行っていったん改札を抜けて神戸までの切符(390円)を買い直すと930円になる。これは、京都から神戸まで直通は独占でありその利便性の分だけ料金を上乗せしているというもの。

実はこういう価格設定はたくさんあって、必ずしも料金が距離に比例していないので、利用者としては納得がいかないところもあるが、市場における供給と需要の関係もあり、仕方の無いところではある。しかしながら、これを放置すると人口が密集している地域ほど移動コストが小さくなり、結果として過密化・過疎化を助長することになる。これが困ったところ。

ガイアの夜明け(2012/10/23放送分)

【家電ベンチャーからの挑戦状】
つかみは「ビックロ」。言わずと知れたビックカメラとユニクロが合体した店。家電と洋服を売っているのだが、動線をうまいこと工夫して、洋服から家電へ自然に客を誘導するレイアウトになっているらしい。
前半に紹介されたのは、バルミューダ(BALMUDA)という家電ベンチャー。自然に近い風を作り出す扇風機がヒットしているということだった。そのバルミューダが次の製品(空気清浄機)を開発する過程を紹介していた。
後半に紹介されたのは、Bサイズというたった一人の家電メーカー。2011年に創業したばかりであり、最初に作ったLEDのデスクライトがヒットしているという。そして、次に開発しようとしていたのが、携帯の非接触型充電器。すでに大手が出しているのだが、Bサイズの独自性として、「木製」であるということ。

まさにニッチな戦略というか、大手が手を出さないような市場に、素早く製品を投入できる機動性は、ベンチャーならではかなと思う。

アジアの風(2012/10/20放送分)

「GEN CORPORATION」という長野県にある会社の紹介。
一人乗りのヘリコプターを開発してそれを海外に売っていくというもの。125ccのエンジンを4基搭載して、2重反転ローターを回すというもので、大きさとしてはオートジャイロ程度のもの。2重反転プロペラなのでテイルローターが不要のため、小型化を実現したというもの。
国内の航空法では、レジャー用の小型機は、飛行場所が特定されたり、毎月の申請が必要だったり、ということで手軽に楽しめない。そこで、海外に展開しようとしている。
インドネシアで密輸や森林の盗伐を監視する需要のために使えないかというもの、また、シンガポールで富裕層向けに売り込めないかというものだった。
インドネシアに向けては、市場性が低い評価となった。というのは日本の法規制によるもので、軍事転用の可能性がある場合は個別に輸出申請が必要になると言うこと。
シンガポールでも、富裕層向けは今のところあまり需要は見込めないが、BtoG向けの市場があるという評価だった。

国内でも、監視などに適用できそうなのだが、逆に海外で実績を作らないと、日本では売れないというのももどかしいもの。