アジアの風(2012/12/22放送分)

薄くて軽い防音材(一人静:ひとりしずか)を騒音の多い香港に売っていこうという話の後編。会社は神奈川県大和市にある株式会社静科。
(前編は・・・書くの忘れた)前編では、一人静の性能の話と、現地コンサルタントの評価だった。で、かなり評価が高かったので、後編は実際に専務が現地を訪問して市場性を見てみるというもの。
でも、一般住宅向けではさんざんな結果に・・・。現地のアパートはコンクリートの打ち付けにパネルを貼る構造が多く、防音という意識は全くないと言うこと。うるさいことに慣れている様な感じで、1平米当り8万円もする今回のパネルを購入しようという話には全くならず・・・。
で、後半はターゲットを変えて音響を扱うような施設に売り込み。行ったのはカラオケ店で、そこではかなりの高評価を得ていた。実は、製品としては、厚さ33mmの一人静と、その厚みの半分でそれだけ防音効果は弱い製品の2つを準備しておいたらしく、その薄い方の評価が高かったと言うこと。
ま、日本人の意識で、うるさいから防音材が売れるだろうという発想は単純すぎたと言うことかも。音響の管理が必要なカラオケ店や、静かさが売りのサロン、などターゲットを変えて売り込む必要があるなという結論だった。