ガイアの夜明け(2013/01/09放送分)

新春スペシャル【未知の市場を拓く】と題した特別版
日本国内の流通業やメーカーが海外の市場に進出していく話で、これまでの中国、タイなどの東南アジアではなく、中東の諸国をターゲットにしていくことが面白い。
例えば、無印良品が中東に家具を売ろうとしていたが、ベッドのサイズはシングルでは全く需要がないということ。キングサイズのベッドで寝ることが普通だと言うことなのは初見だ。
それから、コンビニ。ミニ・ストップはカザフスタンで店舗を開発指定校としているのだが、食生活や文化などが違い、なかなか日本国内と同じようには行かない。肉まんは豚がNGなので、牛肉を使用し、味付けも変更。ミニ・ストップの特長であるイート・イン(店内食事スペース)も設けているが、実際カザフスタンでイート・インというのがなじむのか、興味があるな。
後半は、日本企業にとって本当に未知の大陸であるアフリカ。それでも勿論進出している企業はあり、特に蚊取り線香や殺虫剤などを販売するフマキラーや、乾電池を製造するパナソニックはすでに進出を果たしている。そこに、消毒液メーカーのサラヤが自社の消毒液を売っていこうというもの。試供品の医療現場での評価は上々だったが、値段を訊くとそんなに高価では買えないと言われていた。そこで、現地で生産されているサトウキビを原料としたアルコールで作ることでコストダウンに成功させていた。しかし、実際に売れるところまでは番組では紹介されていなかったな。大量生産するための工場は今年の5月に稼働するそうで、それから売れるかどうかの勝負ということかな。