竹由来のバイオマスプラスチック「ユニペレ」を開発した、株式会社ユニオン産業がテーマ。社長は森川真彦氏。
竹の持つ高い抗菌性などを持ったペレットで、現行のプラスチック射出成形機などがそのまま使えることで、製品を製造する側は新たな設備投資を行わなくて済む。
このユニペレを中国に輸出したいということだったが、評価は価格を除いてまずまず。特に医療分野などでは需要があるということだった。現地に工場を作らず、ペレット製品として輸出すれば、技術漏洩が起きないだろうという判断だった。
もう一国、ラオスにもユニペレを出したいという希望があったが、こちらはさらに高評価。こちらは、ペレット製品を輸出するのではなく、現地の豊富な森林資源を利用してはどうだろうということだった。