去る平成31年3月22日(金)に、平成30年度補正(二次)予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(ものづくり補助金)の早期審査分の採択が発表されました。
応募者数は全国で「1,111者」、そのうち採択者数は「332者」でした。
福岡県では応募者数は非公開ですが、採択者数は「8者」となっています。
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WindowsからLinuxのコマンドを実行したりLinuxの機能を利用したりする方法はいくつかあります。従前にはVMWareやVertialBoxなどサードパーティーが提供する仮想化アプリケーション上で他のOSをインストールして実行するという方法が主体でしたが、Windowsのカーネル自体の進化によりSuperVisor化されることにより、Windows自身の機能としてLinuxを動作させることができるようになってきました。
本記事で紹介するのは「Windows Subsystem for Linux」と呼ばれる機能です。本機能は「Anniversary Update (1607)」にて実装されましたが、この時点ではまだ開発者向けという位置づけでした。「Fall Creators Update (1709)」にて正式版としてアナウンスされ、誰でもLinuxの機能を利用できるようになりました。
Windows Subsysutem for LinuxではWindows環境との親和性やWindowsアプリケーションとの連携の容易さなどが優れています。実行時の速度に関してもLinuxのバイナリがそのまま実行されるため、再ビルドの必要がありません。IOへのアクセスやメモリ等に関してはSuperVisorが介在するためネイティブなサーバーには劣ると思われますが、クリティカルな用途でなければ問題ないでしょう。
今回はWindows Subsystem for Linuxの設定方法とLinuxのディストリビューションの一つであるUbuntuのインストール方法について説明します。