本日5月27日より、平成30年度補正予算、IT導入補助金の交付申請手続きが始まりました。
IT導入補助金の専用サイトはこちら。
今年度のIT導入補助金は昨年度とは異なり、Webサイトなどが対象外になっています。
従って、昨年IT導入支援事業者として多くのWeb開発事業者が参入していましたが、彼らは今年はIT導入支援事業者からは、外れています。
今年度のIT導入支援事業者はこちら(多分更新されていくと思いますが、本記事作成時のリストは5月24日現在の登録者ということでした)。
IT導入補助金の類型
類型 | 交付申請期間 | 補助金額 |
A | 5月27日(月)~6月12日(水) | 400,000円 以上 1,500,000円 未満 |
B | 5月27日(月)~6月28日(金) | 1,500,000円 以上 4,500,000円 以下 |
補助率はいずれも、1/2以下となっています。
IT導入補助金で導入できるツールの要件
IT導入補助金で導入できるツールの要件は少し複雑です。というか、2年前のIT導入補助金に近い要件に戻っています。
まずは、機能やオプション及び役務の類型です。
ソフトウェア | ||||||||||||
業務パッケージソフト | 効率化 パッケージソフト |
汎用 パッケージソフト |
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8つの業プロセスのうちいずれかを担うパッケージソフトであることが必要
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⑨ 自動化・分析 | ⑩ 汎用 | ||||||||||
オプション | 役務 | |||||||||||
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これを踏まえて、それぞれの類型で導入できるシステムの要件は以下の通りとなっています。
類型 | 要件 |
A | ・「業務パッケージソフト」「効率化パッケージソフト」「汎用パッケージソフト」の①~⑩のプロセスの中から2つ以上のプロセスの組合せとなり、「業務パッケージソフト」①~⑧のプロセスのうち最低でも1つ以上のプロセスを必ず含んでいるITツールを申請すること。 ・上記を満たしている事を要件として「オプション」「役務」に係る各経費も補助対象となる。 ・事業実施効果報告は2020年から2022年までの3回とする。 |
B | ・「業務パッケージソフト」「効率化パッケージソフト」「汎用パッケージソフト」の①~⑩のプロセスの中から5つ以上のプロセスの組合せとなり、「業務パッケージソフト」①~⑧のプロセスのうち最低でも3つ以上のプロセスを必ず含んでいるITツールを申請すること。 ・上記を満たしている事を要件として「オプション」「役務」に係る各経費も補助対象となる。 ・事業実施効果報告は2020年から2024年までの5回とする。 |
なんだか面倒くさい要件ですが、申請には本要件を満たしている必要がありますので、お気を付け下さい。
IT導入支援事業者が提供しているツールがどのプロセスを満たしているかは開示されていますので、補助事業者はこれらを組み合わせて要件を満たすように申請してください。