コダック フィルム式カメラから撤退

 米イーストマン・コダックは13日、従来型の35ミリフィルム式カメラの米国、カナダ、西欧地域での生産を年内に打ち切ると発表した。同時に、フィルムの大きさが一回り小さいアドバンスト・フォト・システム(APS)カメラ事業からも撤退する。デジタルカメラの急速な普及を受け、主要市場ではフィルム式カメラの製造・販売から完全に手を引くことになる。(Yahoo!ニュースより)

 フィルムの生産を中止するわけではないようですが、フィルム式カメラ本体からの撤退は時代の流れなのでしょう。私の周りにもデジカメが・・・
 一眼レフカメラもデジタル化の流れが押し寄せているし、現像屋さんはピンチなのではと心配になります。そういえば、近頃の写真屋さんではデジカメのプリントもしてくれるみたいですね。(近頃プリントの注文していないからわからないのでした(^.^))
 フィルムを売って、プリント代で稼ぐというビジネスモデルはもう終わりなのでしょう。いち早く新しいビジネスモデルを考えたものが生き残れるでしょう。国内のフジカラーもいつまでもフィルムにこだわらずに新たな事業に乗り出さねば大変なことになるかも。
 デジカメ時代のプリントを考えて見ましょう。(今の家庭用のスチルカメラユーザーが全てデジカメユーザーになっている時代のことです。)デジカメユーザーが撮影した映像をプリントして残したいと思ったときにどうするのでしょうか。

1.家庭のプリンターでプリントアウトする。
2.写真屋でプリントしてもらう。

1.であれば、今よりもっと手軽にプリントアウトできるプリンターが登場すれば、もっと売れるのでは。今のプリンターは画質は写真なみですが、操作が煩雑で幅広いユーザーに受け入れられがたいですね。それに写真をプリントアウトするという用途に対してその大きさは大きすぎるし、手間もかかるし、ランニングコストもかかります。
2.であれば、デジタルデータの特長を生かして、インターネット経由でプリントして郵送でお届けなんてサービスがいいのでは。・・・これはもうすでにありますねぇ。さすが、考える人は考えています。わざわざ写真屋に持って行かなくてもいいし、取りに行かなくてもいいというのはありがたいです。でも、インターネットに接続するのは結構ハードルが高いかも。やはり、インターネット機能を持ったデジカメの登場が待たれます。こうなってくると携帯もデジカメもほとんど同じですね。
 今後、フィルムは、今のレコードのように一部のオールドファンの楽しみになってしまうかも。(でも、現像する工程そのものが楽しいと思うような人はいつまでもフィルムを使い続けるでしょう。フィルムが供給され続ける限り。)

コダック フィルム式カメラから撤退」への1件のフィードバック

  1. つまり、日経か、何かのCMで、
    「部長、デジカメに携帯電話の機能付けたらどうでしょう?」
    というフレーズは、あながち間違っていないのでしょうね。
    でも実際デジカメにインターネット通信つけると、
    購入時にプロバイダとかの契約が必要になるんかな、、
    これも結構ハードル高いかもしれないですね。

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