大震災に

 「中越地震が中越大震災でなくて良かった(被害が震災と呼ばれるほど大きくなくて不幸中の幸いだった)」という記事を以前書きました。しかし、「大震災」と呼ばれるようになりそうです。新潟県が、甚大な人的、経済的被害を受けた今回の地震を「中越大震災」と呼称するよう決定したというニュースが流れてきました。
 地震と大震災の線引きはどこかなどというのは不謹慎ですが、今年のように台風被害や地震被害が多いと、政府の「激甚災害」に指定されるケースが増えます。もちろん政府の予算には限りがありますし、援助を受けた被災者もその援助だけで現状復帰できるわけではありません。被害が発生してから処置を行うのではなくて、被害が発生する前に予防線を張っておくことが重要ではないかと思います。例えば、地震に対しては、耐震構造の家屋に住むとか、家具を固定しておくとかすれば、被害は少なくてすみます。
 というわけで、私の住んでいる地域には活断層があるのかどうかを調べてみました。直下ではないのですが、数キロ離れたところに「活断層」があることが分かりました。この活断層は、最近になって航空写真の分析により初めて存在が確認されたものです。この活断層が動くと、私の住居も大きく揺れることになるでしょう。地震対策はしっかりしておかねば。子供のころ関東に住んでいたときは、よく地震があったのを覚えていますが、今のところに越してきてからは滅多に地震が起きません。だから、周りの人もそれほど地震対策を考えていないのではないでしょうか。だとしたら、いったん大きな地震が発生すると対策していれば防げたような被害が続出することも考えられます。

2004年11月30日 | カテゴリー : ニュース | 投稿者 : assak