はやぶさ、イトカワに着陸!!

「やった」研究者歓喜、睡眠削り成果…はやぶさ再着陸

 日本の小さな探査機はやぶさが26日、3億キロかなたで大仕事をやってのけた。

 小惑星に再着陸し、岩石の採取に挑むという、世界に例のない離れ業。打ち上げから2年半余り、はやぶさを見守ってきた宇宙航空研究開発機構の研究者たちの間には、成功を確信した瞬間、笑顔と歓声があふれた。

 26日午前7時過ぎ、はやぶさが着陸態勢に入り、地上との通信が制約される時間帯に入った。息詰まる管制室。その緊張が解けたのは、8時40分ごろ。通信が全面回復し、管制室の画面に「WCT」という表示が現れた。岩石採取装置の作動を示す。「やった」「すごいね」。研究者たちの喜びは、インターネットを通じた管制室の中継で、世界中に伝わった。

(読売新聞) – 11月26日14時34分更新

 地球から3億キロ離れた小惑星に接近し着陸するというのは大変な快挙です。光の速度でも1000秒かかるのですから。自律航法で行われたのですが、それにしてもよくやったという感じですね。NASAに比べると人も予算も桁違いに少ないJAXAですが、その中で今回のプロジェクトがうまくいったのは大きいです。

 しかしながら、帰還して初めて精巧ということですので、最後の一歩まで機を抜けないですね。

2005年11月26日 | カテゴリー : 飛行機 | 投稿者 : assak