タカ目・タカ科

 ソフトバンクが福岡ダイエーホークスを買収することが、本決まりになりそうです。新球団名はどうなるのかな。「福岡」と「ホークス」の名前は残すと言っていましたから、「福岡ソフトバンク・ホークス」となるのでしょうか。ちょっと長いですね。「FDH」も「FSH」になるかも。私の希望としては、「福岡ヤフー!・ホークス」の方がいいのではと思います。会社名よりもサービス名を全面に出したらいいのでは?
 名称がどうなるのかは個人的には楽しみですが、よりいっそう楽しみなのがYahoo!のWEB画面などにホークスのキャラクターが登場するのではないかと言うことです。その上、ブロードバンド・TVを利用した試合の中継などを行うことも考えられます。
 ホークス側のメリット
 今まで、ホークスは福岡(九州)では絶大な人気を誇っていましたが、全国的な人気には至っていませんでした。もちろん、福岡で年間300万人の観客動員を達成するのですから、球団としては成功していると言えるでしょう。(チケットの単価が安いと言われていますが。)それが、WEBのポータルサイトとしては大きなシェアを持つYahoo!に登場するとしたら、ホークスの知名度&人気アップは確実でしょう。そうなると、ホークスが全国区の人気球団になります。
 そういったプロモーションの面での効果以外に、ソフトバンクの潤沢な資金を得て、戦力補強が測られることのメリットもあります。
 ソフトバンク側のメリット
 Yahoo!は、これまでインターネットをあまり知らなかった人への自社のサービスの周知効果、及びインターネット利用者で他のポータルを利用していた人を自分のサイトに呼び込む効果を考えると、相当の効果が考えられます。今までIT関連の企業はとかくマイナーで得体の知れないイメージもありましたが、国民的人気(と言っていいのかどうかは疑問が残りますが)のプロ野球に進出することは、社会の表舞台つまり、檜舞台に登場することになりますので、企業イメージアップの効果もあります。
 こう考えると、両者にとって今までの顧客以外の新しい顧客を呼び込むチャンスが増えるということになります。大きなシナジーがありますね。
 というわけで、来春、パリーグが楽しみです。「ホークス」隊「イーグルス」となると「鷲鷹」対決なんて呼ばれるかも。でも、鷲と鷹とは生物学上は同じ分類「タカ目・タカ科」なんですよ。そのうち、大型のものの総称が「鷲」で、中小型のものが「鷹」だそうです。となると、ホークスは不利かなぁ。(^_^;)

 球団買収のあかつきには、新しいブランドを打ち立てるらしいです。そうなると、「福岡ソフトバンク・ホークス」でも、「福岡ヤフー!ホークス」でもない、新しい「福岡**ホークス」が誕生することになるでしょう。

2004年11月10日 | カテゴリー : ニュース | 投稿者 : assak