いつも乗っている8:18博多駅発快速大牟田・荒木行きの車内での出来事です。
列車の進行中に私が窓際に座っていて外を眺めていると、突然バーンという大きな音とともに私が見ていた窓ガラス全体にひびが入りました。その次の瞬間、窓ガラスは粉々に砕けて、私の上に降ってきたのです。
粉々になったガラスの破片が私と私の向かいに座っていたおじさんの頭から振ってきました。幸い、ガラスの破片の一つ一つが非常に小さく怪我をすることはありませんでした。
しかし、外部から石がぶつかったとか、列車とすれ違ったとかそういう要因が何もないのになぜ突然ガラスが割れてしまったのか不思議です。それも、ガラスにぴしっと一本ひびが入るような割れ方ではなくて、一瞬で粉々になるとは・・・
そういえば、その前の駅(二日市駅)に着く直前に、ゴム風船が割れたときのようなパーンという音がしたのです。辺りを見回しても風船のようなものは見当たらなかったし、何の音だったのだろうと不思議に思っていたのです。もしかしたら、その音はガラスが割れる予兆だったのかもしれません。でも、そのときはガラスには何も変化はなかったのですよ。
ガラスというのは、あんなふうに突然粉々に砕けて割れるものなのでしょうか。電車の窓ガラスは、トンネルの出入りや対抗列車とのすれ違いで大きな風圧を受けます。この風圧による応力で劣化していくものなのでしょうか。そしてある時期になると一瞬で割れてしまうものなのでしょうか。金属材料や複合材には詳しいのですが、ガラスの応力による疲労破壊に関してはよく知りませんので、今度調べてみようと思います。
その日は頭からガラスの破片のシャワーをかぶったので、髪とか肩とかひざの上においていたかばんとかもガラスの破片まみれになってしまいました。その場で破片は払い落としたのですが、どうも体がちくちくするような気がします。今日は一日中ガラスの破片の細かいのがどこかに残っていはしまいかと気になって仕方ありませんでした。
そもそも、14日、15日の2日間しか乗らない電車なのです。16日からは鳥栖勤務を外れて晴れて本社勤務に戻るのです。その最後の2日間にこんな事件が起こるとは・・・。友人からは将来を暗示しているとか不吉な予感とか言われました。「ブレイクする」というのであれば、いいのですけどね。