銀河英雄伝説

 今、CSでアニメ版をやっているので、見るとはなしに見ています。原作が小説である作品をアニメ化するときは、多少なりとアレンジがあったり、アニメオリジナルストーリがあったりするものです。しかし、この作品は基本的に原作の小説を忠実に再現しています。それだけ、原作のファンが多いと言うことでしょう。変にアニメオリジナルを追加すると、熱狂的な原作ファンから抗議されるんだろうな。
 ところで、CSの放送は今60話を越えたところです。自由惑星同盟のハイネセン星が陥落し、謀殺されようとしたヤンが一党を引き連れて・・・というより一党に押し進められてハイネセン星を脱出してエル・ファシルに向かうあたりです。
 このあたりが一番面白いと言うファンの方も多いです。でも、私はその前のバーミリオンでの会戦あたりが一番面白いと思います。ハイネセン陥落後のヤン一党の行動は、だんだん破滅に向かっているようで、私はあまり好きではありません。
 その後、ヤンは凶弾に倒れますし、カイザーも不治の病でこの世を去ります。この物語の後半の部分からは、登場人物の世代交代がうかがえます。確か原作者の田中芳樹さんもこのころちょうどご結婚をされたと記憶しています。生活・心情の変化が物語の流れに影響を与えのかな。生々流転・・・。
 

銀河英雄伝説」への1件のフィードバック

  1. 毎日確実にHDD標準録画をかかさないPONです。
    このあたりの話は、僕もいま1つ。むしろヤンの雄弁を
    聞きたい。査問会のような話題が好みです。
    でもやっぱ、銀英伝は「会戦」が好きですね。
    主人公達のいきいきとした動きに加え、戦術の面白さを
    如実に表現していると思います。
    僕的には、アムリッツア会戦が好きですね。
    アニメの出だしはドヴォルザークの新世界第四楽章。
    ヒューベリオンの古めかしい警報と重なって
    いい味だしてます。

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