今日は実務能力更新研修の一日目でした。結構、面白かったです。
でも、結構大変なのです。事前に与えられてのは、薄めの冊子です。その中には企業の概要と財務諸表、中小企業診断士に求める改善案が書かれています。その薄めの小冊子と講師の先生の簡単な説明だけで、改善策を提案しなければなりません。時間がないので、実務補習のときのように図書館に行って資料を探したりインターネットを検索したりする暇がありません。
このシチュエーションは、中小企業診断士が企業を訪問して社長から企業の概要をヒアリングした後、その場で企業の問題点を挙げるのに似ています。つまり、限られた情報、時間で問題の核心を突かなければいけないということです。
実際に中小企業診断士が企業を訪れて、そこの社長から「今後も引き続き指導をお願いします」と言ってもらうには、これくらいのことができてないといけないのだそうです。(by講師の先生)
でも、慣れていないと問題点の核心が見えてきません。今日もさんざん議論した挙句、なんとなく問題点が見えてきたような気がします。
明日の午前中に発表用の資料をまとめて、明日の午後発表です。一班あたり20分くらいの時間です。結構大変かもしれません。