アルフォンス・ミュシャ

 アールヌーボーを代表する画家の一人です。彼の作品の特徴は、漫画のような(と言ったら失礼かな、イラストのようなと言うべきか)女性画が多いことです。その女性画は、衣装の部分と顔の部分でタッチが違っていて、そのミスマッチが美しさを際だたせています。

 倒産してしまいましたが、「カメラのドイ」でプリントをしたときにサービスで配られるミニアルバムの表紙のデザインがアルフォンス・ミュシャの作品でした。

 そのアルフォンス・ミュシャの作品が、近頃伊藤園の缶コーヒーのデザインになっています。その名も「Salon de Cafe」。

 伊藤園の自販機が我が社にあります。その自販機に並んでいるところを発見しました。

 この「Salon de Cafe」のWEBサイト伊藤園のWEBサイトとは別のサイトになっていました。お茶のイメージから離れたいのでしょうか。そう言えば、当社のA氏は伊藤園のコーヒーに関して曰く「所詮お茶屋さんのコーヒーだ」とそのまずさを評していましたが、この「Salon de Cafe」シリーズはどう思っているのでしょうか。私の感覚では結構おいしいと思うのですが。今後、このシリーズを一通り全部飲んでみることにします。

 一つだけ苦言を書きます。「エスプレッソ」と「カフェモカ」の缶はふたを回して開けるタイプでしたが、このふたがかたい・かたい。素手では回せません。ハンカチのようなもので握らないととても開きませんよ。そこのところだけは改善を要求します。

 とりあえず、発売を記念してキャンペーンかなにかをやってくれないかなぁ。そして、ミュシャの作品とか景品にならないかなぁ。と思う今日この頃です。