【補助金】平成30年7月豪雨対策の補助金の追加公募があります

 平成30年7月豪雨は全国で大きな被害をもたらしましたが、被災した事業者に対してその事業再建の取り組み支援をするための補助金の公募が始まっています。

 本補助金は平成30年度の予備予算を小規模事業者持続化補助金の枠組みに沿って被災者支援の為に再組み立てしているものです。災害発生直後に公募が行われましたが、今回は追加公募となっています。

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【補助金】 平成30年度補正予算における、ものづくり補助金を初めとする主な補助金の概要が発表になりました

年の瀬も押し詰まってきましたが、2018年12月21日~中小企業庁のHPで平成30年度二次補正予算案が公表されています。その中には主な補助金の概要も記載されいています。特にものづくり補助金に関しては皆さんの関心が高く問い合わせも多いことから、現時点での開示されている情報を整理してみましょう。

中小企業庁、平成31年度当初予算、平成30年度二次補正予算に関してはこちら

中小企業庁、平成30年度二次補正予算案のポイントはこちら

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経済産業省の2018年度2次補正予算の予算案が提出される(ムーンショット型研究開発制度)

経済産業省は13日、同省所管の2019年度当初予算額を前年度当初予算比横ばいの1兆2250億円、18年度2次補正予算額を2600億円とする案を自民党に提出した。当初と補正を合わせ研究開発支援に計1410億円程度を盛り込み、政府が掲げる未来社会像「ソサエティー5・0」を実現すべくイノベーションを加速する。また中小企業関連は当初・補正合計で計3050億円程度とし、消費増税や災害の対策などを後押しするため、切れ目のない支援を展開する。予算案は21日の閣議決定を予定する。
日刊工業新聞、2018年12月18日(火)より

 今回の2次補正ではものづくり補助金やIT導入補助金などに合わせて1,000億円程度の予算が割り当てられる見込みとなっています。

 また、新たな研究開発の取り組みとしてあげられているのが、「ムーンショット型研究開発制度」というものです。

 今回の目玉は「ムーンショット型研究開発制度」ということでしょうか。同記事によると200億円程度の予算が割り当てられる見込みです。

 この「ムーンショット型研究開発制度」というのは、複数の研究機関に同じテーマで研究開発予算を割り当てて競わせるというものです。いわば切磋琢磨を促すということになります。研究開発に対してより迅速な成果を求めるということになり賛否があるとは思いますが、実用的な研究開発に関しては効果があるかと思われます。一方で基礎研究などにはそぐわない気もしますが。

 さて、ムーンショットの語源ですが、鋭い方には想像が付いたかも知れませんが、かの「アポロ計画」です。まさに月へのロケット打ち上げという意味になります。転じて困難ではあるが実現すると大きなインパクトが獲られる研究に対して「ムーンショット型研究開発」という言葉が使われるようになりました。

 研究サイドからすれば成果を求められるプレッシャーに晒されることになりますが、その分国の予算をふんだんに使えると言うことなので、野心的な研究者には向いているのかも知れません。欧米的な研究開発の手法ですね。

 ま、研究費であれば本来は文部科学省の管轄の予算になるとは思われますが、経済産業省としての予算と言うことで、やはりこれもより実用的な研究開発の促進となるのかも知れません。

 もちろん、来年10月に控えている消費税税率変更、軽減税率制度の導入を見据えた設備投資のための補助金「軽減税率対策補助金」の為の予算も割り振られています。

 閣議決定されれば、(国会の紛糾がなければ)予算案はすんなりと国会を通過することになると思います。

【ものづくり補助金】 申請書の作成支援を行うコンサルに関する注意喚起が出ています

福岡県中小企業団体中央会のものづくり補助金のHPに注意喚起の文章が掲載されています。

ものづくり補助金の申請を行おうという事業者は、注意をお願いいたします。

福岡県中小企業団体中央会のものづくり補助金のサイトはこちら

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WordPress 5.0でクラシック(今までの)エディターを使う方法

 WordPressの5.0アップデートがリリースされています。さて、WordPress、5.0のアップデート前から噂になっていましたが、エディターが刷新されています。新しいエディタはGutenberg(グーテンベルク)と呼ばれるものです。グーテンベルクといえば、活版印刷を発明した人の名前です。その人に肖ったエディターということで、WordPress開発チームの力の入れようがわかるというものです。

 しかしながら、このGutenberg(グーテンベルク)、今までのエディタとは見た目も使い勝手も大幅に変わっています。はっきり言って使いづらい。と思っている人も多いのではないでしょうか。しかしながら、WordPress 5.0ではこのGutenberg(グーテンベルク)が標準となっており、元の(クラシックな)エディターは選択できないのです。実は、Wordpressを5.0にアップデートしたときに1回だけクラシックエディターを選択できるボタンが出るらしいのですが、それを見逃すと事後はクラシックエディターに戻すことができないのです。

 私は新しもの好きなので、Gutenberg(グーテンベルク)でも良いかなと思ったのですが、レスポンスが悪いのでちょっとストレスを感じますし、私が使っているプラグインの一つがGutenberg(グーテンベルク)と相性が悪くてうまく動作しないのです。プラグインの相性に関してはそのうちプラグイン側が対応してくれる可能性もありますが、当面はプラグインを使えない状況が続いてしまうということになり、困ったことになってしまったというのが感想です。

 というわけで、私はクラシックエディターを使いたいばかりに、いっそのことWordPressを4.xに戻そうかと思ったのですが、私以外にも同様のことを考えている方もいるかも知れません。でも、調べてみるとWordPress 5.0以降であってもクラシックエディターを選択する方法がありました。

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【BCP、事業継続計画】 中小企業庁が中小企業・小規模事業者向け「強靭化法案」提出へ

 経済産業省・中小企業庁が、2019年1月の通常国会に「中小企業強靱化法案(仮)」を提出することになりました。中小企業強靱化法案(仮)とは、昨今頻発している大規模な自然災害などに対応するものです。中小企業・小規模事業者が事業継続計画(Business Continuity Plan、以下BCPと呼ぶ)を策定するなどして災害に対する準備を行った場合に、インセンティブを与える施策が盛り込まれる見込みです。ここで言うインセンティブとは損害保険料などの割引や政府系金融機関からの低金利融資、補助金、税制優遇などになる見込みです。

 内容に関してはこれから詰めていくことになるようですが、中小企業・小規模事業者への自然災害などのリスクに対する啓蒙としての意味合いが強いと思われます。

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