令和２年度補正予算、小規模事業者持続化補助金（コロナ特別対応型）の（第４回締切分）の採択者が2月5日(金)に発表になりました。

小規模事業者持続化補助金の新型コロナ対応型第４回締切について、全体で応募者数が52,529件、採択者数が15,421件です。採択率は29.4%です。予想通り、採択率が大幅に下がっています。前回の第３回の採択率も33.9%という大幅な下落でしたが、今回は更に下がっています。採択率が30%を切るのは小規模事業者持続化補助金が始まって以来ではないでしょうか？

さて、採択率は大幅に下がっていますが、実は採択者数は上がっています。小規模事業者持続化補助金の採択者数が、第３回が12,664に対して今回第４回は15,421となっています。増加者数が2,757者で、増加率は21.8%増加となります。単純計算だと、28億円弱の予算増となっています。

中小企業生産革命推進事業は、
令和元年度補正で3,600億円（3年分）、令和２年度第２次補正で1,000億円です。この事業者は「ものづくり補助金」「持続化補助金」「IT導導入補助金」の３補助金の合計額なので、単純ではありませんが、持続化補助金は補助額等から考えると全体の15%程度の予算ではないでしょうか？そうすると、
令和元年度補正1,200億円（3年間で均等）＋令和２年度第２次補正1,000億円＝2,200億円となり、
2,200億円×15%＝330億円です。
上の表の試算ではすでに660億円を消化していることになりますから、予算をオーバーしていますね。

もちろん、補助事業者が補助上限ギリギリで交付を受けるわけではないので、Maxの試算になりますが、令和元年度補正の前倒しの消化もかなり進んでいる？、他の補助金の予算からの振り替えが行われている？と思われます。

以下は採択者です。厳しい採択率のなか、支援した事業者の名前があるのは嬉しいですね。皆さん頑張ってください。

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