3月のコンピュータウィルス・届出状況

 経済産業省の外郭団体である情報処理推進機構は、2004年3月のコンピュータウィルス・不正アクセスの届出状況をまとめました。
 これによると、3月の被害の届出件数は4012件であり、その前月2月の1733件から2倍以上の伸びとなりました。このなかでNetskyの亜種が1795件であり、猛威を振るったことが伺われます。
 資料によると、月間のウィルス届出数の推移がグラフで記載されており、3月の届出数が飛びぬけていることがわかります。
 その報告書によると、ウィルスに感染しないようにするには、
1.ワクチンソフトの定義ファイルを常に最新に保つ。
だけでは不十分で、
2.身に覚えのないメールは開かずに破棄する。
3.本文が意味不明のメールの添付ファイルは開かない。
ようにする必要があると書かれています。
 今後も、ウィルスに対しては十分な警戒が必要です。