機会損失vs.パブリシティ

 ある製品が売れすぎて製造が追いつかず、やむを得ず出荷を一時停止。中途半端な量を出荷していては、卸売業者によっては入荷できたりできなかったりと、不公平感を与えるからでしょう。逆に言えば設備増強をしてまで製造する気がない?(悪魔の辞典でしたっけ。)

 というわけで、出荷休止と聞くと大体近頃はサントリーの定番となっているようです。マーケット規模を読み間違えたのか、うれしい悲鳴なのか、はたまた品薄感をあおって人気をつり上げているのか・・・(失礼)。

 昨年の「伊右衛門」に続いて今年は「ザ・プレミアム・モルツ」が出荷休止に。と聞いただけで、またやらかしたのかと思っていましたが、なんとさらに「バブルマンソーダジェット」まで出荷を休止するとか。

 何やってんだろうね。機会損失(本来売れるべき量が売れなかったことによる売上の減少額)はどのくらいになるのだろうか・・・。

 でも、はっきり言って私は「バブルマンソーダジェット」という商品を知りませんでした。ニュースになって初めて知りました。それで、「そんなに売れているのなら今度コンビニで探してみよう」という気になりました。意外と広告効果があるかも。

 つまり、ニュースという公平な記事として「売れている!」と宣伝されているみたいなものですからね。自社で広告打つよりも消費者に与える影響は大きいかも。パブリシティというやつですね。

 ということで、機会損失とパブリシティ。秤にかけるとどっちが大きいかな。

 まさか、サントリーがパブリシティ効果を狙って品薄にしてニュースネタを提供している訳じゃないだろうけど。

 (^_^;)

逆噴射なしで着陸

<日航機トラブル>逆噴射不作動で着陸 子会社の整備ミス

 日本航空の羽田発新千歳行き1001便(乗員・乗客284人、ボーイング777ー300型機)が24日、左右エンジン(各1基)の逆噴射装置が作動しないまま着陸していたことが分かった。けが人や混乱はなかった。直前に子会社に委託した整備作業の終了時、同装置を不作動にする安全ピンを抜き忘れたのが原因で、同社は26日、今井孝雄・日航インターナショナル常務整備本部長を報酬1カ月10%カットの社内処分を発表。国土交通省は再発防止策を講じる文書で厳重注意した。

 滑走路がウェットコンディションだったら大変なことになったでしょうね。そう言う場合は、タッチ&ゴーで再離陸するのかな?あらかじめスラスト・リバーサーが動作しないことが分かっていたならば、もっと機首上げのまま減速させたんでしょう。滑走路の長さが3000mあったのも幸いしたかもしれません。短かったらオーバーランしたかも。

 いずれにしろ、怖いですね。

 整備後、旅客を乗せて離陸し目的地空港に着陸してエンジンをリバースに入れるまでロックされていることに気づかないことも問題のような気がします。きっと、整備場から出発ゲートまでトーイングされてきて、一度も試験飛行をしないまま旅客を乗せたと言うことでしょう。

 整備後は、とりあえず一通りの動作確認をしてみればいいのに・・・。ソフトウエアのテストであれば常識なのですが(^_^;)。

2005年7月26日 | カテゴリー : ニュース | 投稿者 : Shige-Chan