ブルトレの終焉

ブルトレ最終便切符10秒で完売!「はやぶさ」「富士」
2月14日3時20分配信 読売新聞

 来月14日のダイヤ改正で廃止されるJRの寝台特急「はやぶさ」(東京-熊本)と「富士」(東京-大分)の最終列車の乗車券が13日午前10時から全国の「みどりの窓口」で発売され、わずか10秒で完売した。

 販売された切符は3月13日午後に東京と熊本、大分をそれぞれ出発する上下4本計640席分。東京駅発着の「ブルートレイン」は両列車しかなく、最終列車以外も予約でほぼ満席となっているという。 

最終更新:2月14日3時20分(Yahoo!ニュースより)

 鉄道マニア(敢えて言おう、マニアであると!)が挙って買ったのだろう。実際に当日乗車する人は少なく、車内はがらがらである可能性が高い。JRとしては、売上が上がればよいのかもしれないが、このようなマニア的な買い方には私は苦言を呈したい。できれば、本当に最終列車に乗ってくれるような人に限定して販売することは出来なかったのか。

 切符を買った人が実際に乗ってくれるようにする方策はいくつかあるが、いちばん効果的なのは、乗った人限定で記念品を渡すというのがよいのではないか。限定かつシリアル番号を入れるなりして貴重な品であることをアピールすれば、それを目当てに実際に乗る人も多くなるのでは?また、航空機並みに、チェックインのシステムを導入して当日キャンセル待ちなどで乗れるようにするという手もある。

 何にせよ、最後のブルトレのテレビ・ニュースで、カメラ小僧ばかりが目立って客車の中はガラガラというような映像だけは見たくないものである。JRの工夫に期待する。

ブルトレの終焉」への1件のフィードバック

  1. 昨日の「はやぶさ」に乗車しましたが……満席でした。
    最終日はどうなるのか、土曜ですからね、恐ろしいです。

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