ガイアの夜明け(2012/07/03放送分)

タイトルは【安くておいしいウナギはどこに?】、もうすぐ土用の丑の日だから、タイムリーな話題だな。だけれども、稚魚のシラスウナギが3年連続の記録的不漁ということで、価格が高騰している。そういえば、近くのスーパーは中国産でも高い値段だったものね。
番組を見ていたら、ウナギが食べたくなった~~。金曜日の健康診断が終わったらウナギ解禁にしよっと!!

ウナギの生態というのは、今でも謎の部分が多くて、具体的にどの辺で生まれているかは長い間謎だった。近年、やっと産卵場所が突き止められたことがニュースになったくらいだ。
ちなみに、ウナギはえらの他に皮膚でも呼吸ができるので、体表と周囲が濡れていれば陸上でも生きられる。濡れていれば崖を登ることもできることから、「うなぎ登り」の語源にもなったそうだ。
ウナギは世界に10数種類生息しているそうだ。その中で、日本近海で捕られて日本人の食卓に上るのが、ニホンウナギであるが、それが大不漁。
あるうなぎ屋では米国ウナギを輸入してテスト販売。脂が少なく煙が出ないので、蒸し時間などを調整していた。
浜名湖を抱える静岡でもウナギの不漁は深刻で、そこでも海外からウナギを調達しようということ。アフリカのマダガスカルに、日本のウナギに似た食感のウナギがいて養殖もされていると言うことで、静岡の商社員が買い付けに行く場面が紹介されていたが、日本から飛行機を乗り継いで、さらに陸路を走って約3日もかけて行くって、こうなると執念を感じるな。
で、現地で実際に炭火で焼いてみて(炭火焼きセットを持って行っていた)鰻丼を作って(ご飯は真空パックのものをこれも持って行っていた)、食べてみるとニホンウナギに似た味だったみたいで、急遽10t買い付けていた。輸送コストを含めてもニホンウナギの半分のコストだそうだ。

と言うわけで、日本人の、ウナギを食べたいという執念はすごいな。