マネーの羅針盤(2012/07/14放送分)

高速道路のSAの経済学。新東名高速道路に設置されたSAに訪れた人の数が590万人ということで、スカイツリーの来訪者よりも多い話から。紹介された内容は既知のものだったけれど、日本のSAはいろいろと先進的な取り組みをしているとか。勿論諸外国でもいろいろと取り組んでいるらしい(フランスでは気球に乗って上空に上がれるとかあるらしい)が、それでも日本のSAは、顧客を取り込むためにいろいろな工夫をしていると言うことだった。
道路公団が民営化されたことが、魅力的なSA作りの端緒になったということかな。
すでに、SAが通過地点ではなくて目的地とかしているところもあるものね。

今週の市況だが、日経平均は-\296と6週ぶりの下落。NYダウは$12,777で約+$200であったが、米国では消費者マインドが冷え込んでいることと食品価格に関する懸念がおこおっているということだった。というのも、米国中西部では全体の63%の耕地で干ばつとなっており、そのため、トウモロコシの先物価格などが上昇していると言うことだった。この先、食料価格の値上がりに警戒が必要だと言うこと。
世界の株式市場では、韓国で突然の利下げが行われ、このことを韓国経済が「予想以上に深刻」と捉えられたため、韓国市場は下落幅が大きくなっていた。

ということで、日本のSAをべた褒めしていたが、そんなに先進的な取り組みをしているのか?と言う気がした。果てには「今後高速道路の建設が行われるであろう東南アジアにノウハウを輸出できるのでは?」という話をしていたが、そんなこともないのでは・・・。NEXCOのまわし者かと思った。