未来世紀ジパング(2012/10/08放送分)

池上彰氏の「これからの日本を考える」第3弾
今回の話題は「日本の国境線」ということで、今渦中の尖閣諸島や、北方領土、竹島の問題などを考えるというもの。でも、ほとんどは尖閣諸島、そして北方領土、竹島はちょこっとしか出てこなかった。
番組の趣旨としては「尖閣諸島は日本固有の島であり、中国や台湾が領有権を主張しだしたのは、海底に資源が眠っていることが明らかになってからだ」というもの。これは、日本が国として主張している内容そのもの。
こういう番組って、公平性が担保されていると思ってみてしまう。そして、やはり日本の主張は正しい。中国や台湾は不当だ。ということになるのだが。でも、日本のテレビ番組だから、国の主張と異なることは言わないだろうし・・・。言ったら大変なことになるだろうしね。だから、公平な報道だと思わせぶりのプロパガンダといえるかも知れない。あくまでも、日本の立場に沿って番組が構成されているところを忘れてはいけない。
番組としては、日本の近海EEZには、海底資源がたくさん眠っており、採掘技術が固まってくれば、日本は資源大国になるというオチだった。それを番組では「資源”海”国」と称していたが・・・。

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