カンブリア宮殿(2012/10/18放送分)

【業界激震!スーパーマーケットの革命者たち】
まずは、大黒天物産という会社、「LAMU(ラ・ムー)」、「ディオ」というスーパーを岡山を中心に展開している。特長は、バックヤード(倉庫)を持たないこと、商品数を絞ること(他のスーパーの半分程度)、PB商品の展開。
次は、福島屋というスーパーの話。低価格志向ではなく、美味しいものにこだわった商品の品揃えで顧客を呼ぶというもの。美味しいものにこだわると、無添加で安全な物になっていったということ。
この二者は真逆の戦略だね。
最後は、北海道の「コープさっぽろ」というスーパー。ここは、移動販売車「おまかせ便」による出張販売で、買い物弱者に対応するというもの。道内で40台運用しているそうだ。この移動販売車は徹底して、希望する人の家の前まで来てくれるらしい。また、移動販売で売れ残ったものは店舗に戻すことで、ロスを削減することにより、黒字を実現しているそうだ。

ということで、スーパーの売り上げは毎年減少傾向であるのだが、これらのスーパーだけは売り上げを伸ばしている。というのは、独自の戦略により新たな顧客を獲得しているから。