今回は、日本風のブライダルを東南アジア(中国、上海)に展開しようという話。この企業(ブライズワード)は「取り壊されそうになった歴史ある建物」とか「経営難などのより競売にかけられた建物」を結婚式専用にリノベーションして使っている。建設コストが半分程度になることと、趣のある建物により高級感を醸し出すなどで式場が人気となっており、それに伴って急成長を遂げている企業だった。解説によると2004年創業で、直近の売り上げは65億だとかいっていた。式の費用が300万円だとすると、年間2000組以上はこなしている計算だな。たいしたものだ~。
その他の特徴として、副社長はインタビューに対して、「おもてなし力」を挙げていたが、これは日本のブライダル関連企業としては当然のレベル・・・のような気がする。あえて挙げるほどの特徴は見られないな。
ところで、中国(上海)では、日本のように式場から、衣装、料理などをトータルでコーディネートするようなブライダル企業はまだ少ないと言うことで、そこに商機があるということだった。
ところで、結婚式や披露宴に関してはそれぞれのお国柄があって、そのまま単純に持って行くことは難しいんじゃないかな。と思っていたら、当然それは分かっていたな。
ちなみに上海でのブライダル市場はここ5年で2倍に拡大しているとこのこと。元々中国では、結婚式と言っても身内で近くのレストランで祝うというのが普通だそうだ。細菌ではホテルなどで披露宴をする形式が出てきだしたそうだが、「普段着(カジュアルな格好)」とか「客が先に食事を始める」とか、日本とは少し趣が違う。
で、評価に対してだが、かなり良かったのでは。ただし、中国人のニーズをいきなりつかむのは難しいので、まずは人材育成から始めることが重要ではないかと言うことだった。トータルサービスに対しては、高い評価だった。加油~と言っていたから、期待してはいるらしいな。
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サービス業、特に接客を中心とするものに関しては、今回のブライダルに限らず、東南アジアではもっといけると思うのだが。